目次
1 なぜ自律の道なのか―泰阜村からのメッセージ(わが泰阜村;村の三つの歴史;在宅福祉の村;過疎の山村から基礎的自治体の役割を考える;市町村合併をどう考えているか ほか)
2 「基礎自治体」とはなにか―泰阜村から考える(「基礎自治体」という言葉の登場;行政の二層化と「基礎」の考え方;本当に「合併は避けられない」か?;どうやって「自立」の道をつけるのか―制度・政策手段;もう一つの地方税財政改革を)
著者等紹介
松島貞治[マツシマテイジ]
1950年(昭和25年)泰阜村生まれ。高校卒業後、泰阜村役場職員となる。88年から村診療所の事務長として高齢者の在宅医療・在宅福祉にかかわる。90年から下伊那郡町村会職員を経験。94年8月、村長選挙で初当選。現在、3期目。村長就任後、在宅福祉の村として福祉施策を推進中
加茂利男[カモトシオ]
1945年(昭和20年)和歌山県生まれ。大阪市立大学法学部卒業後、同大学法学部助教授を経て、現在大学院教授。専門は政治学。98年から自治体問題研究所理事長
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