内容説明
石川啄木、永井荷風、森鴎外、大岡昇平、埴谷雄高、武田泰淳、石川淳、ドストエフスキイ―、文学者たちの残した卓抜な予見が示唆するものはなにか。2010年代日本の危機的右傾化への警鐘。
目次
その1 「テロリズム」について
その2 戦後派文学者の卓抜な予見性
その3 九月の“変革なき変革”
その4 子供の貧困、虐待、凌辱、死―現代的不安と危機について
その5 権力について
付録 文学の力について―文学は何をなし得るか
著者等紹介
立石伯[タテイシハク]
文芸評論家・作家。1941年8月、鳥取県生れ。法政大学大学院博士課程単位修得後中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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