『死靈』の生成と変容―埴谷雄高のヴィジョンと無限の自由

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  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880324401
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

埴谷雄高没後20年、『死靈』からの問いかけ。戦後の日本文学に聳立する巨篇『死靈』。その成立と変容の過程を、「『死靈』構想ノート」(1935年頃)なども読み解きながら精緻に追尋する。埴谷雄高『死靈』論の一つの到達点。

目次

第1章 『死靈』「一」章から「九」章までの大概
第2章 本論考の前提
第3章 「『死靈』構想ノート」における主題
第4章 「構想ノート」における作中人物
第5章 付随する考察
第6章 「近代文学」「四」章までの『死靈』
第7章 『死靈』の開示した時空
第8章 世紀を超えて生きる『死靈』―『死霊』断章

著者等紹介

立石伯[タテイシハク]
文芸評論家・作家。1941年8月、鳥取県生れ。法政大学大学院博士課程単位修得後中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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