感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっちゃん
1
著者渡部伸一郎君は私と新宿高校の同期生、大学も同じだったが親友と呼ぶには最近では何年も会ったことがないくらいだからそれほどの交わりが深いわけではない。悪友と呼ぶには当時でもそれぞれには「わるさ」があってもそれを共有していた間柄ではない。 その彼が亡くなった父を回顧する記を著した。そこにかかれた事実の記録と彼のかいまみせる個性的なものの見かたにいくつもの深い感銘を受けた。そこには同世代だから受ける共感もあるのだが、生と死をみつめる著者の恬淡とした姿勢にはむしろ世代をこえて読まれるべき値打ちがみえるのだ。 2011/09/09
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