内容説明
なぜ荒れる、なぜ引きこもる。子どもたちの叫びと親の悩みに、もうひとつの家族として向き合った日々…。手紙やFAX、あるときは絵を介して、家の中で、外で、病室で、車の中で、昼夜分かたず対話した6年間がここにあります。
目次
序章 さまざまな出会いから
第1章 フリースクールの四季
第2章 日々の記録 子どもを理解するためのノート
第3章 可能性への道標
第4章 地球の声 午後のティールーム
第5章 希望そして未来へ
著者等紹介
沓名華智[クツナハナチ]
画家。沓彩会(TOSAIKAI)主宰。日本描画テスト・描画療法学会会員。フリースクール「池の原センター」を設立
沓名和子[クツナカズコ]
池の原センター代表。元小中学校教諭、箱庭学会会員。教員時代、一貫して、不登校や引きこもり、情緒障害、家庭内暴力などの子どもの問題に取り組む。心に不安や悩みを抱えた子どもが自分の学級から離れて通う文部科学省の通級指導教室(リソースルーム)を3年間担当する。2001年、教職を辞して5月より、フリースクールを開校。池の原センターで教育相談を行い、夏のキャンプでは教員育成の場を設け、大学生を指導。通信制高等学校提携校となり、高校入退学の生徒の支援に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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