内容説明
カタツムリのオスヴァルドはうっそうとしたジャングルの暗がりでずっと生きてきました。光の世界とはどんなものか、どうしても自分の目で確かめたくて冒険の旅に出ます。途中で出会ったテントウムシのフアニータとともに目的地をめざすオスヴァルド。二人はやっとの思いでジャングルの頂上にたどりつきますが…。大自然の美しさを描き出した、冒険ストーリーです。
著者等紹介
カンディ,ネストル[カンディ,ネストル][Candi,Nestor]
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスに生まれる。その後、中部の都市コルドバ、ブラジルのサンパウロやリオデジャネイロ、チリのサンティアゴなど、南米の様々な都市に移り住んだ。現在は、ブラジルのポルトアレグレにおいて、美術史の教授を務める傍ら、鮮やかな絵画やアニメーションビデオの制作に取り組んでいる
ハリル,オスヴァルド[ハリル,オスヴァルド][Jalil,Osvaldo]
1950年、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのアバスト地区で生まれる。アルゼンチンとキューバの著名な版画家たちの下で学ぶ。1982年から自分のアトリエで版画を教える。これまで自国以外にも、スペイン、中国、日本、マレーシア、フランス、エジプトの展覧会に参加し、高い評価を受けている。アルゼンチンでは、国や地方の名の知れた賞を数多く受賞。版画家協会「シロン・アルヘンティーナ」の創立者でもある。専門は木版画
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。