内容説明
カーニバルの3日目。人びとはうかれ騒ぎ、町は異様なほどの盛り上がりをみせる。町を包む熱気や歓声、踊り子たちのきらびやかな衣装。華やかなカーニバルは、たくさんの人をいろいろな恋物語へ誘う。さて、このお話の主人公が経験した、もの悲しくも恐ろしい恋物語の結末とは…。
著者等紹介
リオ,ジョアウン・ド[リオ,ジョアウンド][Rio,Joao do]
1881‐1921。リオ・デ・ジャネイロに生まれ、一生をそこで過ごす。帝政から共和制へと変わりゆくリオを、新聞記者としての鋭い目で観察しつつ、その時に感じとった問題点をテーマに優れた短編を書き残した。『カーニバルの終わりに』は、ブラジルで出版される短編集の定番である。本名はパウロ・バレット
ガルシア,クロヴィス[ガルシア,クロヴィス][Garcia,Cl´ovis]
ブラジル南部にある南グランデ州の農村地帯に生まれ、その州都ポルト・アレグレ市およびアルゼンチン、ブエノス・アイレス市で美術を学んだ後、20年以上に渡ってブラジル内外の展覧会に出品を続けている。作品を所蔵する美術館は、日本はもとより多数の国に及ぶ
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- 和書
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