内容説明
晩秋の北国。もみじが散ると、冬将軍とともに、別の将軍が山を訪れる。それは、大ぐま。この山が自分の領土であるかのように、王者然として歩き回る。そして山の斜面に立って、町を見下ろす。自分が王者―北海道の大自然を舞台に繰り広げられる、雄大な自然の営みを描いた一冊です。
著者等紹介
みやかわけんじ[ミヤカワケンジ]
ブラジルに生まれ、1962年に来日。その後およそ40年に渡って日本各地を訪ね歩き、多くの人々、様々な逸話に出会う。現在は、東京で出版業に専念
むらおかみか[ムラオカミカ]
幼少期より北海道の自然に親しむ。英語教師を経て、現在はこども・婦人雑誌のイラストも手がける、新進気鋭のイラストレーター。開いた個展は数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。