釜ヶ崎語彙集1972‐1973

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880084404
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0036

内容説明

この街は日雇労働者2万人の活気であふれていた!仕事・食住衣など243項目、8000余の索引項目、今昔絵地図や年表、写真によってよみがえる大阪釜ヶ崎オンリー・イエスタデー!

目次

第1章 地域―釜ヶ崎は明治天皇がつくった
第2章 仕事(1)―土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も…
第3章 仕事(2)―労務者か労働者か
第4章 住―すみかは街のすべて
第5章 食―めしやは孤独のふきだまり
第6章 行政―福祉というまぼろし
第7章 暴動―やられたらやり返せ
第8章 権力―国営暴力団という無法
第9章 無縁仏―黙って野たれ死ぬな

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

26
約40年前、大阪釜ヶ崎という地、そこで使われていた言葉。地域、仕事、住、食、行政、暴動、権力に分けて解説されている。当時の釜ヶ崎について細かく書かれており社会史、風俗史としても興味深く読むことができた。1970年代大阪のディープな一面。2014/11/15

おじゃんぽこぺん

2
「地域」「食」などの章は、特に楽しく読む。地名の由来や隠語など、歴史を知るのは楽しい...と、お気楽に読んでいたのは最初だけ。当時の、釜ヶ崎の実態を知るにつれ、唖然となる。2014/06/08

やぶチャン

2
大阪釜ヶ崎オンリ-イエスタデ-!!値段3,200円しましたが中身濃いです。 ★5つ2014/04/22

鉄竜

1
釜ヶ崎界隈がここ45年で変わったのは建設業自体の衰退とそれにともなう街の活気減(?)、センターの一部封鎖鉄道路線の廃止(再編成)、スーパー玉出の登場、労働者の高齢化、学生活動家の減少、バックパッカーの増加、新世界〜天王寺の観光地としての人気上昇 大して変わっていないのは労働者の街であること、街を行き交う人々の男女比率、酒臭さ、結核問題、近接する飛田新地の存在などだろうか2019/09/21

いなお

1
語彙集とはあるが全体的にルポルタージュ、たまに檄文といった雰囲気の本だった。興味深く読んだ。ドヤで小鳥を飼う労働者の話に感じるところがあった……。編者の名前に見覚えがあるなと思ったら友人が勧めてくれた『南天堂』の著者だった。こちらも読んでみたい。2017/03/17

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