普及原論―「見つけて」「つなげて」「手渡す」しごと

普及原論―「見つけて」「つなげて」「手渡す」しごと

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  • サイズ B6判/ページ数 218,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880084237
  • NDC分類 611.15
  • Cコード C0061

内容説明

普及指導員は、農家の自発的意思と理性に働きかけ、農業および農家の生活を改善しようとする。経済の変動にも、みずから対処できる自主的な、経営能力の高い農民の育成も、普及指導員のしごとだ。三五年間にわたって普及活動にたずさわってきた著者が、現場から教わり、また要求された課題を、再整理しつつ体系化し、後進に伝える。普及活動に、個別の技術をどう位置づけるのか、現場のノウハウを開陳する。

目次

1 普及活動の基本的認識(農業は点では成り立たない;「面としての構想」なき普及活動は意味をなさない;農業者自身の力を引き出して問題を解決していくことが基本である)
2 具体的な普及手法(自由に動けることを武器にしなければならない―まず相手(農家)を知る
大きな力を発揮するチーム活動
農業者とともに虚心坦懐に現場の問題をつかみ確認する
農業者は課題解決のためのアドバイザーでもある
農業者が課題解決の主役である
普及活動の目標の立てかた
普及活動における要請活動の意味
普及指導計画作成と評価)
3 普及活動の実践(後継者(青年農業者)の育成
個別経営体の支援
グループ活動の支援
集落に対する支援活動
地域振興のための計画づくり)
4 希望のもてる普及活動を創りあげるために(たまり場を創る;イベントシステムを創る;普及組織のあり方)
終章 しごとと出会いを振り返りながら

著者等紹介

梅原彰[ウメハラアキラ]
1950年、東京生まれ。1973年、千葉大学園芸学部卒業後、35年間にわたり農業改良普及事業に従事。2011年3月、千葉県君津農林振興センター改良普及課長を最後に定年退職。現在、NPO法人「ちば農業支援ネットワーク」の活動に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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