禊の塔―羽黒山五重塔仄聞

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880084060
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

修験の谷に塔が建った!さまざまな伝説の中に聳える羽黒山五重塔。中世・南北朝時代の出羽国庄内を舞台に書き下ろす、感動の歴史小説ロマン。

著者等紹介

久木綾子[ヒサギアヤコ]
大正8年、東京生まれ、東京育ち。旧制高等女学校、専門学校卒。戦時下、陸軍情報局監理下に置かれた松竹大船撮影所報道部に記者として勤務したことがある。同じ頃、三笠書房社主・竹内道之助氏主宰の同人誌『霜月会』の同人となり、小説を書き始める。終戦の年、山口県人の池田正と結婚。結婚後は主婦専業。平成元年、夫の死去を機に再び文学に戻り、平成20年、山口市の国宝・瑠璃光寺五重塔を舞台にしたデビュー作『見残しの塔―周防国五重塔縁起』(新宿書房)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark

24
今夏、庄内方面への旅行を計画しており、羽黒山五重塔は重要な訪問ポイントなので、読んでみました。雪深い地方で五重塔を建て、守っていく現実世界と、神秘的な修験道の世界が織り交ざりますが、読了して初めてその全体像が認識できるようになりました。 また、御年89歳で作家デビューし、100歳の長寿を全うされた著者の経歴に驚かされました。2023/03/28

だも

0
地元が題材のハナシなので挑戦。 一小説としては短い(文字がデカい)ながーい郷土の昔話、といった印象です。2012/04/17

都人

0
前作「見残しの塔」程の強い印象は無いが、味わい深い作品。登場人物の雰囲気が伝わるのは、前作と同じ。著者の年齢を感じさせないのも前作と同じ。2011/04/25

きょん

0
再読。羽黒山にいます。前にこの本を読んでからいつかは来たいと思っていました。 来られて良かった。2018/07/29

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