目次
第1章 『キングス&クイーン』(『キングス&クイーン』シナリオ・ブックのために書かれた序文;人生より大きなもの―アルノー・デプレシャンインタヴュー;フォト・ストーリー)
第2章 アルノー・デプレシャン、映画を語る
第3章 アルノー・デプレシャンによる映画講義録(私の仕事はスクリーンの中にある)
特別寄稿 それでも映画は死なない
著者等紹介
デプレシャン,アルノー[デプレシャン,アルノー][Desplechin,Arnaud]
1960年10月31日、フランス北部リール近郊ルーベに生まれる。パリに出て、IDHEC(パリ映画高等学院、現FEMIS)の監督・撮影部門に入学。在学中に中編「道化と暗号機械 Le Polichinelle et la machine ´a coder」を完成させ、トゥールとリールの短編映画祭に出品。また、コメディ・フランセーズのベテラン、イヴ・ガスクを主演に迎えた「世界の戴冠式 Le Couronnement du monde」はカンヌやオルレアンの映画祭で発表された。卒業後、数々のTVコマーシャルにキャメラ・オペレーターとして参加。91年、期待の若手監督に贈られるジャン・ヴィゴ賞を獲得する。翌92年に発表された長編処女作『魂を救え!』がカンヌ国際映画祭に正式出品される。04年、新作『キングス&クイーン』を発表。この作品は、第六一回ヴェネチア国際映画祭に出品され、絶賛と共に迎えられる。また、その年の最も優れたフランス映画に捧げられるルイ・デリュック賞を受賞した他、セザール賞主演女優賞、監督賞など、計七部門でノミネートされ、主演のマチュー・アマルリックは04年度セザール賞主演男優賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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