- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(海外)
内容説明
イラク戦争以来、フランスとアメリカの仲は険悪だ。しかし、このような両国の仲違いは今回が初めてではないし、これが最後でもないであろう。このような状況の中、フランスについて思ったことをフランス人のために書こうと決めた、一人のアメリカ人が現れた。現在はパリに住む、アメリカ・オハイオ州出身の大胆不敵なテッド・スタンガーが、フランス人の習慣や生き方、考え方についてもの申す。彼にも矛先が向けられたアンチ・アメリカ主義に真っ向から反論しようとするのではなくて、フランス人とアメリカ人の対立の原因となっている大きな誤解について明らかにしようと努めている。
目次
国際関係(フランスとアメリカ―高まる緊張;アンチ・アメリカ主義に追い立てられて ほか)
政治(古い鍋の中で…;デモとストライキ―毎日のように ほか)
経済(グローバリゼーション―臆病者よ、武器を取れ!;フランスでは、金は不浄なもの ほか)
社会(料理について;フランス人は車好き ほか)
文化(フランス英語を話せますか?;インテリ(知識人)の国で ほか)
著者等紹介
スタンガー,テッド[スタンガー,テッド][Stanger,Ted]
作家、ジャーナリスト。『ニューズウィーク』誌のボン、ローマ、エルサレム、パリ支局長を歴任。10年以上前からパリに住む
藤野優哉[フジノユウヤ]
元編集者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。