ブダペスト日記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880083148
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

学者として、愛書家として、終生、多彩な文化遍歴をつづけたハンガリー研究の碩学による興味つきないエッセイのかずかずと、まぼろしの留学日記を初公開。

目次

1 ヨーロッパの旅日記から(ハンガリーの読書界近況;中欧の旅―ハンガリーとドイツ ほか)
2 映画・演劇・音楽(東中欧の映画;市電映画の魅力 ほか)
3 古書・読書を語る(古本漁りはパフォーマンス;蒐書対談 ほか)
4 日記に魅せられて(私の日記論;日記に魅せられて ほか)
5 抄録 ハンガリー留学日記(一九三九~四二年)
思い出の記

著者等紹介

徳永康元[トクナガヤスモト]
1912年4月2日、東京・小石川に生まれる。東京帝国大学文学部言語学科入学、ウラル語学専攻。1936年、東京帝国大学文学部言語学科卒業。東京帝大付属図書館に嘱託として勤務。1938年、東京帝大文学部大学院入学。1939年、ブダペスト大学講師兼日洪交換学生としてハンガリーへ留学のため出発。1943年、文部省付属民族研究所に助手として勤務。1945年、民族研究所の内蒙古調査団員として、張家口で終戦を迎える。1948年、文部教官東京外事専門学校教授就任、言語学担当。1949年、新制東京外国語大学へ移行にともない、同学教授となる。言語学・民族学の講座を担当。1970年、東京外国語大学付属図書館館長に就任。1972年、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長に就任、および東京外国語大学評議員を併任。1975年、東京外国語大学学長事務代理を併任。東京外国語大学教授を定年退官、名誉教授。関西外国語大学教授に就任。2000年、ハンガリー共和国功労勲章(中十字型章)受章。2001年、関西外国語大学教授を辞任、名誉教授。2003年4月5日朝、心筋梗塞のため自宅で急逝。享年九十一
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品