内容説明
炸裂する言葉によるアドリブ・プレイ。JAZZYなBLUESの世界。サンフランシスコ・ブルースほか、8編のブルース詩を収録。
目次
サンフランシスコ・ブルース
リッチモンド・ヒル・ブルース
バワリー・ブルース
マクドゥーガル・ストリート・ブルース
荒涼ブルース
オリサバ二10番地ブルース
オーランダ・ブルース
セラーダ・メデリン・ブルース
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミムロ犬
2
二十歳そこそこの頃はビートニクというものが、というよりその愛好者が、いかにもイケイケのチャラい系に見えて嫌いで、心中で唾を吐きながら敬遠していた。実際読んでみても確かにノリは軽い(今となってはこれだけでも十分楽しめてしまうが)…が、ふとしたときに頭をもたげる哀愁。パーティ騒ぎだけでは満ちてはくれぬ何かが発する沈黙。狂乱のあとの静寂。<ドラッグ+女+(…)=禅>というフザケた図式を見出すこともできるケルアック流の哀愁の静寂、そこにブルースを感じる。2018/02/18
ソニックゆうすけ
1
詩人としてはあまり評価の高くない、ケルアックの詩集。 解説にもあるようにケルアックの詩はリズムやテンポが重要なので、将来的には英語で触れてみたいです。 「サンフランシスコ・ブルースができた 青の絵の具よりブルーだよ」2016/04/12
AGTK
0
日本語で読むものじゃなかったのかも。途中でギブアップ。