内容説明
神々の島、ハワイイに魅せられた人々が夢をつむいだ一軒の屋敷。そこに交差した青春を、ほろにがく回想する入魂の掌編小説。海の写真家、芝田満之の至福の映像とが織りなすファンタジーの世界。
著者等紹介
池沢夏樹[イケザワナツキ]
1945年、北海道帯広市に生まれる。高校卒業後、独学で文学を学ぶ。1987年、『スティル・ライフ』(中央公論社)で中央公論新人賞を受賞。翌88年、同作品で第98回芥川賞を受賞する。1993年、『マシアス・ギリの失脚』、1996年、『ハワイ紀行』(ともに新潮社)、2000年、『花を運ぶ妹』(文芸春秋)など、作品多数。写真家との共作に、短編連作『やがてヒトに与えられた時が満ちて…』(写真、普後均 河出書房新社)、エッセイ『やさしいオキナワ』(写真、垂見健吾パルコ出版)などがある。海を愛し、世界中の浜辺で昼寝をする作家
芝田満之[シバタミツユキ]
1955年、埼玉県に生まれる。高校卒業後、独学で写真と映像を学ぶ。1978年、サーフィン専門誌『サーフマガジン』の創刊に参加する。1984年、写真集『DAZE』(マリン企画)を出版。1990年、写真集『Good Luck』、『風の人』(パルコ出版)を出版。アサヒカメラの「80年代日本の写真家」選出される。1997年、映画『HEAT AFTER DARK』を撮影。2000年、写真集『NEW DAZE』(マリン企画)を出版。海を愛し、世界中の波にのり続けるカメラマン
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