内容説明
本書は、アメリカの民俗学者によるこの上なく楽しめる、都市伝説の新しいコレクションである。
目次
1 動物の話
2 車にまつわる話
3 怖い話
4 汚染の話
5 セックスとスキャンダル
6 犯罪の話
7 製品、職業、有名人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たみ
8
原著は1986年、日本では91年に発行。アメリカの民俗学者が集めた都市伝説コレクション、シリーズ3冊目。古い話の上書きバージョンや新しい話を収録。怖い話や滑稽な話、なかにはチョコレートのm&m'sの話もあったり。アメリカ中心ですが、国境も時代も越え、なんとまあ奥も幅も広いなあ。イスタンブールで流れていた日本に関する都市伝説も収録されていて興味深かった。いわく、日本では小人を作り、さらに小人の軍隊まであると言われていたそうで。賞賛されているらしい。しかしやっぱ不気味な人種って思われてたんじゃないかしら…?2014/07/20
王天上
3
かなりくだけた読み物になってきた。ので、あっという間に読了。百年単位でルーツがたどれる物件がやはり面白い。2014/09/09
留々家
1
試験官を出し抜いて用紙を提出するコピペはアメリカの都市伝説が元だったのか2013/09/02
みーすけ
0
(借)アメリカの発祥の都市伝説が日本にも形を変えながらも存在してるのか。情報伝達はネットがなくてもするもんだ2009/06/03
時雨
0
Urban Legend(都市伝説)を命名した米国の民俗学者によるシリーズ第3弾、1991年2月(原著1986年)初版。/表題の噂は「海外旅行先で見つけた犬を連れて帰国したところ実は⋯⋯」というパターン。自然動物に酷い目に遭わされる観光客、面白半分でいじめた動物に結果的に復讐される話も枚挙に暇がない。悪役の負傷、誤解される番犬といった伝統的なテーマが合流し、人種差別や獣医・警察などの現代的な要素が混じることで「バックシートの攻撃者」や「チョーキング・ドーベルマン」の逸話が派生したとの図解は興味深い。2024/12/14