出版社内容情報
《内容》 最近、新聞・週刊誌などのマスコミや、学会でもシンポジウム等で取り上げられるようになった“日帰り麻酔・手術”は単に手術や麻酔の方法だけでなく、医療経済、医療設備やシステム、患者や家族との関わりなどの問題が重要視されてきている。方法論だけの記述に留まらず、その背景にまで言及。
内容説明
「日帰り手術」や「日帰り麻酔」を取り巻く状況は少しずつ整備されてきた。また、日帰り手術や麻酔は手術や麻酔の方法だけでなく、日帰り手術や麻酔のための設備やシステムの整備、医療経済・家族との関わりなどが重要な位置を占めている。しかし、日帰り手術や麻酔を行うためのハードやソフト、人的要素について解説をした書は多くない。本書は、これらの問題点についての解説書。
目次
日本の医療経済、病院経営と日帰り手術
海外の医療保険制度と日帰り手術
アンケート調査による日本の成人の日帰り麻酔の現状
日帰り麻酔法の実際
小児の日帰り麻酔
歯科麻酔領域での日帰り麻酔
大学病院での日帰り手術
地域との結びつきと帰宅後の管理
日帰り手術のコーディネーター、看護者の役割
日帰りセンターの運営
企業からの提案
麻酔科医のマンパワーと日帰り麻酔
著者等紹介
武田純三[タケダジュンゾウ]
慶応義塾大学医学部麻酔学教授
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