内容説明
本書は第23回日本集中治療医学会で行われたフォーラム“脳蘇生―低体温療法の展望―”での発表を加筆修正したもので、この領域の専門家の新しい経験と豊富な知識が収められている。低体温療法を学ぶには格好の書。
目次
1 脳蘇生と低体温(脳温変化の意義、病態生理、管理法のポイント;心肺蘇生後の脳指向型集中管理)
2 重症脳損傷における脳低体温療法(低体温療法の実際;低体温療法とエネルギー動態;低体温と神経伝達調節機構;脳低温療法と生体防御機構;軽度低体温療法と免疫機構;低体温療法と血液凝固異常;軽度低体温療法の合併症)