出版社内容情報
《内容》 高カルシウム血症は、しばしば遭遇する電解質異常であり、患者に種々の苦痛を与えるのみならず、重篤な場合には生命を脅かすことになる。高カルシウム血症は、種々の疾患でみられるが、もっとも高頻度でみられるのは、外来では原発性副甲状腺機能亢進症によるものであり、入院患者では悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症であることが、圧倒的に多い。
目次
第1章 生体内におけるカルシウムや骨の働き
第2章 高カルシウム血症の概念および病型
第3章 高カルシウム血症の成因
第4章 高カルシウム血症の症候
第5章 高カルシウム血症の疫学
第6章 高カルシウム血症の検査および診断
第7章 高カルシウム血症の治療