出版社内容情報
《内容》 近年、薬物動態学の進歩により、てんかんに対する薬物療法も急速な進歩を遂げている。本書では合理的視点により、ひとつの処方、薬剤の選択、薬量などを、基礎的データに基づいて平易に解説した。
目次
第１章 序説（てんかんの歴史；てんかん医学の遅れ）
第２章 包括的治療の理念
第３章 診断（病歴；臨床特徴；検査；鑑別診断）
第４章 予後と分類
第５章 薬物治療の原則（抗てんかん薬の効用と限界；薬物治療の単純化；適剤の選択；適量の決定）
第６章 薬物血清濃度測定と薬物動態学（血清濃度測定の臨床的意義；薬物動態学；投与量と血清濃度の関係；血清濃度に影響する要因；薬物間相互作用）
第７章 抗てんかん薬の種類と特徴
第８章 薬物療法の実際（てんかん類型と適剤治療；特殊な病態の治療；薬物治療の中止時期）
第９章 発作の抑制されない要因（治療的要因；患者・家族の問題；難治性てんかん）
