出版社内容情報
《内容》 本書は岡山大学付属病院精神神経科で思春期外来を担当されたメンバーにより、思春期事例における治療面接、相談面接のすすめかたのコツをまとめたものである。
本書では「面接全般の解説」といったような網羅的な内容ではなく、実際の臨床現場で問題になりやすいテーマにしぼって解説し、面接現場がイメージできるように、できるだけ具体的な事例を取り上げている。精神科医、臨床心理士、カウンセラー、そして教育相談や教育臨床に関心のある教員の方々にぜひおすすめしたい好著である。
《目次》
第1章 今日の思春期事例へのアプローチ―その概観―
第2章 出会い、関係作り
第3章 面接の進め方の指標―問題をめぐって家族の意見が対立する場合―
第4章 ウザイを越えて
Coffee Break 教わるって難しい !? ―立場がないなら立ち話でのりきろう―
第5章 学校との連携 ―学校を上手に利用するには―
第6章 治療戦略の立て方 ―身体愁訴の分析から―
第7章 Working with Families