出版社内容情報
向精神薬を投与する際に注意すべき副作用や身体モニタリングの方法妊娠中の投薬リスクなど著者の臨床経験と臨床研究による知見を紹介近年、精神科患者の平均余命は一般人口に比べ明らかに短く、適切な医療を受けていないのではないかということに注目が集まっている。
精神科では『こころ』を診るが、一方で、精神疾患と身体疾患の鑑別、副作用のモニタリングなど、『からだ』を診ることの重要性も忘れてはならない。
向精神薬ではどのような副作用が起きやすいのか? 身体モニタリングの方法や対処法は? 妊娠中の投薬リスクは? ・・・など、著者の臨床経験と臨床研究による知見を惜しみなく紹介している。
古郡 規雄[フルコオリ ノリオ]
著・文・その他
目次
1章 特殊な病態を持つ患者への薬物療法
2章 抗精神病薬
3章 情動安定薬
4章 抗うつ薬
5章 抗不安薬
付録 妊娠中の向精神薬治療
著者等紹介
古郡規雄[フルコオリノリオ]
1968年2月14日生。1993年弘前大学医学部卒業。1997年弘前大学医学部医学研究科修了、医学博士の学位授与。1998年日本臨床精神神経薬理学会第1回海外研修生としてスウェーデンカロリンスカ研究所臨床薬理学教室に留学。2001年弘前大学医学部臨床薬理学教室講師。2005年弘前大学医学部神経精神医学講座講師。2007年弘前大学医学部附属病院神経科精神科講師。2009年弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座准教授。2010年弘前大学医学部附属病院診療教授(併任)。2016年熊本大学薬学部臨床教授(併任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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