出版社内容情報
《内容》 今日、内観療法は治療技法の開発、治療対象の拡大、治療理論の構築など、大きな進展がみられた。技法面でも、集中内観、分散内観の他に、身体内観、短期集中内観が開発され、また各種心理療法との併用法も確立され、臨床の場で大きな実績をあげている。 本書は各領域の第一線の権威者31名により、現在までの内観療法の研究の総括を行い、臨床に役立つようにまとめられたものである。 精神科医、心療内科医、臨床心理士をはじめ、内観療法に関心のある多くの方に役立つ本邦唯一の、臨床のための内観療法書のご一読をお推めします。
目次
第1章 歴史
第2章 治療技法
第3章 各疾患の治療、精神衛生
第4章 治療機序
第5章 心理検査および生理学的検査所見