出版社内容情報
《内容》 ジギタリスは元来、薬用量と中毒量の間の幅のせまい薬物であり、さらに重症心不全になるほどその幅はせまくなる。 しかし近年、そのジギタリスの再評価がおこなわれているのは、いまだにジギタリスに代用できる慢性心不全治療薬がないためであろう。本書はジギタリスを正しく使うための、臨床医にとって必読の書である。
目次
第1章 何故ジギタリスを使うのか―ジギタリスの適応と禁忌
第2章 ジギタリスをどのように使用するか
第3章 ジギタリスの薬理(薬力学)作用と作用メカニズム
第4章 ジギタリス中毒
第5章 ジギタリスの相互作用
第6章 ジギタリスとは何か