出版社内容情報
《内容》 近年、腸性肢端皮膚炎、味覚障害などの亜欠乏症が報告され、さらに、臨床医学の各領域において微量金属の欠乏症や過剰症に関する研究成果が報告され、きわめて興味のある研究分野として脚光を浴びている。 消化器は他の栄養素と同様に微量金属の消化、吸収、代謝に関与し、また、種々の疾病と係わりを持っている最も重要な器官である。 この領域の研究者58名の先生方にご執筆いただいた。
目次
1 消化器領域における微量金属代謝異常―研究の歩み
2 消化器疾患と微量金属代謝
3 各種実験モデルにおける微量金属の病代生理
4 消化器疾患における微量金属の代謝異常
5 消化器疾患における血中・尿中微量金属測定とその解釈
6 微量金属と消化器疾患の治療
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