河合ブックレット<br> 「市民的政治文化」の時代へ―主権国家の終焉と「グローカリズム」

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「市民的政治文化」の時代へ―主権国家の終焉と「グローカリズム」

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784879999269
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C1330

内容説明

ポスト主権国家時代の社会を作る新しい「市民」とは何かを、現代の世界状況と官僚主義国家日本近代を貫いた民衆意識の鋭い分析を通して初めて正面から論じた鮮やかな市民論。

目次

1 ポスト主権国家の時代としての現代と二つの「傷ついた自然」
2 市民と地方政府
3 官僚主義国家日本―末広厳太郎の批判(大正十一年)を読む
4 日本における「市民的政治文化」の芽生え
5 「市民的政治文化」と憲法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

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河合ブックレットは面白いシリーズ。この本も20年前にグローカリズムと市民的政治、シビル・ミニマム(生存権)を語っており、時代に先んじていたと思うけど、その分抽象的・教条的になってしまうのは仕方のないところだろう。国内の保守路線にも乗らず、西欧中心の価値観にも乗らず、第三の道=グローカリズムを見いだそうという試みは面白いし、国際主義と民族主義の板挟みにあった左翼の悩ましい気持ちを代弁しているかのようだ。グローカルなものとして日本国憲法を上げるのはどうかと思うし、消費主義を持ち上げるのも時代の制約だと思うが2012/10/12

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