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それは、自殺5分前からのパワープレー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784803002126
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

人生に絶望し、集団自殺をしようと集まった男5人の前に現れた謎の女・ハナ。「まだ間に合うから。まだやり直せるから。だからさ、最後にもう一度だけ挑戦してみない。真剣に命がけで」かすかな希望を感じたそんな彼らに彼女が切り出した計画は、なんと六本木の裏カジノを狙った、本当に命がけの挑戦だった…。ハナの立てた周到な計画は果たして成功するのか?彼らの運命は?ハナの本当の目的は?スピーディー&ハートフルサスペンスの登場。

著者等紹介

黒岩勉[クロイワツトム]
1973年埼玉県生まれ。青山学院大学経営学部卒業。ラジオ・テレビ番組の構成作家として活動しながら、2008年フジテレビ・ヤングシナリオ大賞で佳作を受賞。2009年『世にも奇妙な物語』で脚本家デビュー。以降、連続ドラマ『LIAR GAME Season2』映画『LIAR GAME The final stage』の脚本を執筆。小説家としては『それは、自殺5分前からのパワープレー』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

true10vv

51
展開は二転・三転あって面白いと思いました。ページ数も少ないし、1ページにある文字数も少ない感じがして、読み易かったです。ただ、ずっと何かの違和感を感じながら読んでいました。読み終わった後によくよく考えたら、なんか誰の目線で、誰の心情を描いているのかが、曖昧な文章なんだとわかった。いわゆる神視点の物語だった。著者のプロフィールを見ると、映画とかドラマの脚本家さんだということだったので、納得した。たしかに、ドラマならあんな風にいろんな人物の状況や気持ちなんかを書くのもありだな…と。映画化されるみたいですね。2013/01/14

ろくでなし@ぐーたら中

23
60点 さすがライアーゲームの人。どう繋げるのかを期待させる導入がうまい。映像化もたぶん視野にあるんだろうが、脳の中でのイメージが広げやすくテンポがいいのでさくさく読める。『人間死ぬ気になればなんでもできる。を自殺志願者でやってみよう』とかがコンセプトなんでしょー、という私的勝手思い込みをドンデン返されたのもよかった。基本、最終的に楽しめればOK派なので、どっかで見たようなありがちといえばありがちな設定やご都合といえばご都合すぎる展開も、まあ問題なし(笑)。スッキリ痛快で爽やかホロリなエンターテイメント。2013/04/15

21
自殺サイトで知り合った5人が死のうとしたその瞬間にあらわれた謎の女ハナ。彼女の呼び掛けにより、死ぬ前に命をかけた挑戦をすることになる。騙し、騙され、そんな関係が進んでいくもののラストは心が切なくもなり温かくもなる納得のいく展開に終わりました。ただ5人のそれぞれのキャラ設定やストーリーがあればもっと物語に入り込めるだろうな、という点が残念でした。ハナとケンタ以外特に特徴が少なく、個人的にはドツオがどんな人柄だったのか知りたかったです。それでもストーリー自体には文句なしの面白さでした。2012/12/21

たみ

14
タイトルと表紙でなんとなくストーリーが想像できそう、と思って気を抜くと騙されます。かなり面白かった。ネタバレを避けたいので何も言わない、言いたい、地団駄! 作者さんは、世にも奇妙な物語やライアーゲーム、すべてがFになる、などを手掛けていらっしゃる脚本家さん、初小説作品とのこと(2010年文庫発売) 映像化されたら面白いだろうなあと思える見せ場もたっぷり。鼻血を垂らした姿も魅力的な美女:ハナちゃんはどの役者さんがぴったりだろう?? ケンタ役は藤原竜也さんでお願いしたいな~と想像がふくらみます。2014/11/06

鬼神ザビエル

13
スピード感があって読みやすく面白かった。 久々に爽快な読後感に大満足!2014/02/27

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