酵母との対話

酵母との対話

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784879910042
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C3043

内容説明

培養してみる、酵素を抽出する、自然界から分離する、分類する、生態系で果たす機能へ迫る、分子生物学へ近づけるか…。それらが集結して工業技術の開発となった。

目次

油脂を蓄積する酵母との出会い
教育・研究環境を整備する
合成培地で培養する:生理学実験の出発点
感覚的に把握できる内容を客観的な数値へ導く
培地中の無機栄養源の増減がもたらす効果
油脂を蓄積する生化学的機構の解析
アルコール発酵をする酵母との対話
新しい胞子形成用培地を作る(大事にされすぎて忘れてしまった野生酵母の性質を取戻させる)
Lipomyces属酵母を新しく分離し分類する
分子生物学を門の前から覗く
生態系で果たすLipomyces酵母の役割
社会ですぐに役立つ工学への参加

著者等紹介

兎束保之[ウズカヤスユキ]
昭和12年東京都生まれ。旧・東京教育大学附属高等学校を卒業後、昭和32年に東北大学農学部へ入学。その後、同大学大学院を経て、昭和41年に第一製薬株式会社へ入社。発酵研究所に勤務の傍ら農学博士号を取得後退社し、昭和43年11月に山梨大学工学部発酵生産学科の助教授となる。昭和50年代には、長期在外研究員として、イギリス、ドイツ、フランス、スイス、オーストリアなど海外経験を積む。昭和63年4月に山梨大学工学部発酵生産学科教授となった後、工学部物質・生命工学科を経て、平成14年3月に山梨大学を退官後、放送大学山梨学習センター所長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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