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内容説明
移民にとって公共図書館はどのような場か。1960年代から多くの外国人労働者を受け入れ、現在総人口の10%以上を移民が占めるデンマーク。多様な文化的背景を持つ人々が暮らすこの国で、公共図書館はどのようなサービスを移民に提供し、どのような役割を担っているのか。公共図書館サービス提供者、移民の背景を持つ図書館職員、移民の背景を持つ図書館利用者、の3者の視点から、公共図書館の果たす役割を包括的に検討する。
目次
1 序論
2 デンマークの公共図書館における移民サービスの変遷
3 デンマークの公共図書館における移民サービスの提供体制
4 デンマークの公共図書館に勤務する「エスニック・スタッフ」の役割
5 デンマークにおける移民の公共図書館利用
6 移民を対象とした公共図書館プログラムのエスノグラフィー
7 結論
著者等紹介
和気尚美[ワケナオミ]
2021三重大学情報教育・研究機構助教。2017三重大学地域人材教育開発機構助教。2017筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程。博士(図書館情報学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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