内容説明
銀座のワインバーで人気作家がほろ酔いトーク。「エノテカミレ」で開かれる知る人ぞ知る文学ワイン会「本の音夜話」全十夜。作家と作品をイメージした厳選ワインガイド付。
目次
第1夜 西川美和
第2夜 田中慎弥
第3夜 柴崎友香
第4夜 平野啓一郎
第5夜 堀江敏幸
第6夜 島本理生
第7夜 穂村弘
第8夜 原田マハ
第9夜 小林エリカ
第10夜 角田光代
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
37
ビールじゃなく、日本酒でもなくワインです。特別感と言うか、舞台装置としてのドラマチックさはぴか一なワインについてのエッセイ。皆様、どこか畏まった雰囲気です。ワイン党では無いのですが、憧れはあります。2017/08/13
はる
26
良すぎましたー!!これは手元に置いておいて、著書を読みながら著者のお薦めされているワインを飲みたい。。。なんという至福な世界。。。 原田マハさん大好きなので原田マハさんから入りました。「絵画は友だち」っていう文、楽園のカンヴァスに出てくるんだけどここでも会えて最高です。この本とっても好き。2024/11/22
怜
19
作家とワインの組み合わせという面白いインタビュー集。もとはワインバー?でワインを楽しみながらのトークショーから。ほとんど読んだことのない作家さんばかりだったので、新たな興味が湧いた。田中慎弥は読んでみたいな。ゲストごとにセレクトされたワインもほぼ5000以下のリーズナブルなタイプ。ワイン初心者には嬉しい解説つきで、これも興味深い2017/03/15
Haruka Fukuhara
11
原田マハのところだけ。本のつくりがいまいちわからずに読んでいたけど、本文みたいなところは山内っていう人のもので質問の回答だけ作家さんが答えてるのかな。2017/02/28
アイリーン子
8
ワインショップで開催された作家のトークイベントを一冊にまとめたもの。司会と作家(と観客)の対談形式なのかと思ったらイベントでのトーク内容を元にした著者による作家論・作品論という体で少し戸惑った。とは言っても論文ではなくエッセイのようなくだけた文章だったので読みやすかった。タイトルのように文学とワインをがっつり絡めて語っているわけでもなく(作家やその作品に合いそうなものを欄外で紹介している程度)、このイベントに参加した人やイベントの紹介のための本なのかなという感じでちょっと求めていたものとは違ったかな。2017/09/10