ベルギーの「移民」社会と文化―新たな文化的多層性に向けて

個数:

ベルギーの「移民」社会と文化―新たな文化的多層性に向けて

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月30日 05時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784879844057
  • NDC分類 334.435
  • Cコード C0070

内容説明

世界的に「移民」の現状や背景への関心が高まっている。そこではともすれば「移民“問題”」だけが注目されがちで、「移民」が文化的多様性の醸成や芸術活動の活性化に寄与する可能性は充分な検討がなされていない。本書は、「移民」社会ベルギーを検討対象とし、「移民」をとりまく文化・芸術面での具体的な制度や方策、個々の芸術家や作品を取り上げ、「移民」の創造的側面を考察する。

目次

ベルギー移民史―建国から現代まで
第1部 移民のための社会制度および政策(「市民化」を促す語学教育;市民としてのムスリムの子ども―宗教的・道徳的教育の場の確保と近年の動向;「文化の多様性」をめぐって―芸術文化分野における政策アプローチと実践)
第2部 移民をめぐる文化実践(ウージェーヌ・ラールマンスが描いた19世紀末の「移民」と「郊外」;多文化都市ブリュッセルと向き合う「フラーンデレン」の舞台芸術;ケナン・ゴルグンにおける表象と多層的アイデンティティ―ベルギーのトルコ系移民二世作家;ダルデンヌ兄弟の映画と移民たち;ベルギーにおける音楽公演と異文化の影響)

著者等紹介

岩本和子[イワモトカズコ]
神戸大学大学院国際文化学研究科教授。専攻はフランス語圏文学・芸術文化論(ベルギーのフランス語文学、スタンダール研究)。博士(文学)

井内千紗[イノウチチサ]
拓殖大学商学部助教。専攻は地域文化研究、文化政策、オランダ語文芸翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品