神秘劇をオペラ座へ―バルトークとバラージュの共同作品としての『青ひげ公の城』

個数:

神秘劇をオペラ座へ―バルトークとバラージュの共同作品としての『青ひげ公の城』

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784879843807
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

内容説明

オペラ史上、特異な存在感を放つ“青ひげ公の城”。筋は起伏に乏しく、群集合唱も派手なバレエもない、しかしその神秘性ゆえに忘れがたい印象を残すこの作品は、いっとき同じ建物に暮らした2人の芸術家によって創りあげられた。彼らが暮らした20世紀初頭ブダペシュトにおける文化的・歴史的文脈を、そして作者2人を取りまく人的交流を踏まえて、この謎めいたオペラを捉え直す。

目次

序章 ブダペシュトテレーズ環状通り17番に住む芸術家たち―「周縁」地域のオペラ作品へのアプローチ
第1章 「国民音楽」の殿堂―ハンガリー・オペラと王立歌劇場
第2章 音楽と演劇における「ハンガリー」の所在―モダニズム運動の多層性
第3章 バルトークとバラージュによる『青ひげ公の城』の制作
補論 亡き作曲家への「回想」―バラージュによるバルトーク像
第4章 バラージュの神秘劇―戯曲としての『青ひげ公の城』
第5章 バルトークの「音楽」―「夢」から「夜」への道筋
終章 オペラ初演、そして別れ
資料

著者等紹介

岡本佳子[オカモトヨシコ]
東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース修士課程、博士課程修了。博士(学術)。現在、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品