内容説明
日本人の植民地主義は今も続いている。日本人=植民者を告発し「米軍基地引き取り運動」の口火を切った思想書・理論書に、報道の責任・ヘイトスピーチ・県民投票の黙殺・沖縄人差別をめぐる増補と解説を加え復刊する。いまだ決着はついていない。
目次
序章 「悪魔の島」から聴こえる他者の声、そして、日本人
第1章 植民地主義は終わらない―日本人という植民者
第2章 文化の爆弾
第3章 共犯化の政治
第4章 日本人と無意識の植民地主義
第5章 愛という名の支配―「沖縄病」考
第6章 「希望」と観光テロリズム
終章 沖縄人は語りつづけてきた
増補 無意識の植民地主義は続いている
著者等紹介
野村浩也[ノムラコウヤ]
1964年沖縄生まれ。上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。現在、広島修道大学人文学部教授(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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