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内容説明
狂った時代だったけれど私たちにはジャズがあった―圧政下のチェコで歌いあげられた二つの伝説―「エメケの伝説」「バスサクソフォン」は、ナチスもソ連も憎悪した音楽・ジャズにのせて、満ち満ちる閉塞感のなかで、生がはかなくもきらめく一瞬をとらえる。ジャズに憑かれた作者の回顧エッセイ「レッド・ミュージック」併録。
著者等紹介
シュクヴォレツキー,ヨゼフ[シュクヴォレツキー,ヨゼフ][Skvoreck´y,Josef]
1924年、チェコの東ボヘミア地方に生まれる。カレル大学哲学部(文学部)卒業後、教師や編集者などを経て専業作家になった。1968年、改革運動「プラハの春」がソ連の軍事介入によって潰された後に、カナダに亡命。同地でもチェコ語で創作を続け、また、チェコ本国で出版ができないチェコ語の本をを出す出版社「68年出版」を設立した。純文学、ミステリー、エッセイなど幅広いジャンルで活躍。ミラン・クンデラ、ボフミル・フラバルとならび、20世紀後半のチェコ文学を代表する作家と目されている
石川達夫[イシカワタツオ]
1956年東京生まれ。東京大学文学部卒業。プラハ・カレル大学留学の後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。スラヴ文化論専攻
平野清美[ヒラノキヨミ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学、プラハ・カレル大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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