出版社内容情報
ハイネとベルネ、フランス革命から王制復古時代を駆け抜けた二人の「知識人」。この二人のユダヤ人の、近代という情況への態度選択の違いを追求する。
目次
1 「他者」の復権―1970年代の女性作家たち
2 おぞましいもの―マルグリット・デュラス『副領事』
3 情熱のディスクール―ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』
4 エクリチュールの苦悩―ジョルジュ・サンド『我が生涯の歴史』
5 両義性の噴出―ラシルド『ヴィーナス氏』
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- アジアの女たちと宗教