出版社内容情報
日本人の美意識の熟成課程を瓦・鏡・仏像・建築の変様に読みとる古代史。
内容説明
日本列島には数万年の永きにわたり、狩猟中心の自然経済生活をいとなんだ人々の歴史がつづいた。それが紀元前2、3世紀のころに大陸から稲作農耕を身につけた人々が渡来し、しだいに原住民が同化され、日本文化の原動力、日本国家形成の基盤がかたまりはじめた。そうして様々の契機、経路を通じて大陸文化が吸収され、精神・物質の両面において独自の王朝文化が醸成された。これらの経緯を青銅鏡、古瓦にはじまり仏像や建築などの具体例をとおして論証している。
目次
青銅器の日本的展開
古代寺院の伽藍配置
古瓦の文様と古代寺院の展開
飛鳥時代の仏像彫刻
平安初期密教仏の展開と唐文化の影響
大仏様建築と重源



