感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wadaya
8
私はあまり学校が好きではなく、特に高校では所謂、落ちこぼれだった。将来に就きたい仕事も、学びたい学問もなく、浪人の末、大学進学を諦めた。強いて言えば芸術に興味があったので、美大に行こうと思ったが、学校で学ぶということに嫌気がさしていて、それも断念した。小説を書き、哲学を読み始めたのはその頃だったと思う。しかし、今振り返れば、大学の価値を見出すのは自分次第であり、学ぶ機会を逃すべきではなかったと思っている。同級生が進学する中で、一人自らの居場所に迷っていた時、孤独だった。社会のレールから外れたと感じた時、→2025/02/03
yuzutya
0
今の教育の方法は間違っていると多くの人は言うが、それに変わる教育論を展開している専門家は少ない。なぜ、いけないのか、そしてどういう教育をすべきなのか考えさせてくれる本だった。この著者は数学にも長けていたいた人で後半は頭が痛かったが理論的に展開していて読んでいて苦にならなかったのが幸いか。後世のためにも一読する価値はあるが、多少難解な本だった。2015/03/20
