出版社内容情報
「ぼくの自然観察記」シリーズ第6弾。秋になると公園などに落ちているドングリ。この本では、日本で見つかる主なドングリの紹介にはじまり、コナラやクヌギのドングリがみのるまでの観察、育て方、工作、おいしい食べ方など、絵と写真で幅広く解説しています。ドングリ観察が楽しくなる一冊です。
目次
コナラのドングリがみのるまで(1年成)(コナラの冬芽;さいたよ春の花 ほか)
クヌギのドングリがみのるまで(2年成)(クヌギの冬芽;新緑のクヌギ ほか)
いろいろなドングリをさがそう(スダジイ;マテバシイ ほか)
自分でドングリを育てよう(こぼれ落ちたコナラのドングリ;クヌギのドングリで実験してみよう ほか)
もっとドングリを楽しもう(ドングリで遊ぼう;おいしいドングリ)
著者等紹介
おくやまひさし[オクヤマヒサシ]
1937年、秋田県生まれ。幼少のころより自然に親しみ、自然のおもしろさを伝えることを生涯のテーマにしている。漫画家馬場のぼる氏に師事ののち、独学で写真撮影を学び、読み物、画集、写真集を発表。また、観察会などで子どもたちに自然の楽しみ方を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
71
分類657。クヌギやコナラ、スジダイ、カシワなどブナ科の木の実のことを「ドングリ」という。日本には約23種類のドングリがある。落葉樹と常緑樹がある。更に1年成(なり)と2年成がある。表に記載ありわかりやすい。コナラ(1年成)とクヌギ(2年成)の観察あり。主なドングリの木の葉がイラストでまとめてある。ドングリの発芽実験。ドングリ工作。ドングリ料理(クッキー/お茶)巻末索引あり▽良本。2024.6刊2025/01/13
遠い日
7
「ぼくの自然観察記」シリーズ6。ドングリの本、いろいろ読んできたけれど、未だ知識が定着していない悲しさよ。日本には約23種類のドングリがあり、それらはブナの木の実のことをいう。子どもの頃秋になると、産土神を祀る神社でシイの実をたくさん拾って遊んだものですが、ただ単に「シイ」とだけ言っていたその実がいったいどの木のものだったのか知りたかったのですがやっぱりわかりません。名前の似たスダジイかとも思うのですが、殻斗の部分が違うように思える。時々炒ってもらって食べましたが、そんなにおいしいものではなかったな。2024/07/06