出版社内容情報
人から観る日本史を、動物との関係から眺めてみると、歴史上の大発見ができるかもしれません。古墳時代に来たウマは、騎馬のほか農耕や物の運搬にも大活躍。神話や絵巻物に登場し、埴輪にも。ウマと人の深いつながりを知ってびっくり、意外な歴史が満載です!
内容説明
古墳時代にウマやウシが来て、生活を支える家畜になりました。飛鳥時代にはラクダやロバ、室町時代にはゾウ、安土桃山時代にはトラやヒョウなども、日本に来ていたことが記録に残っています。昔の埴輪や工芸品、説話や歌謡、絵画などと合わせて、人と動物の交わりの歴史をしょうかいします。
目次
古墳時代
飛鳥時代
奈良時代
平安時代
鎌倉時代
室町時代
安土桃山時代
著者等紹介
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年東京生まれ。1972年に多摩動物公園の飼育係になり、多摩動物公園、上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園園長を務める。日本動物園水族館協会会長、日本博物館協会副会長を歴任する。現在、著作活動、図鑑や動物番組の監修、大学、専門学校の講師などを務めている。動物足拓コレクター、動物糞写真家でもある。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる
6
最高に面白い調べ学習本。 こういう本に図書館で出会うと本当に嬉しい。 大阪城で飼われていた動物とか、クイズにしても楽しそう!2021/11/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
4
人とどうぶつの関わり方を紹介する全5巻のシリーズ。古墳時代から安土桃山時代を紹介。 【時間と宇宙と不思議な世界ー時間をさかのぼってみる】2025/03/05
たくさん
2
動物が身近になってきた時代が下ってくるのだけれど、発掘品や美術品の中でも動物のものしか興味がないというスタンスがとても面白い。実際にあったものが芸術品の投影されているのが勉強になりますね。2022/02/13
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