著者等紹介
石井光太[イシイコウタ]
1977年東京都生まれ。大学卒業後にアジアの貧しい国々をめぐり、ドキュメンタリー『物乞う仏陀』(文春文庫)でデビュー。その後、海外の貧困から国内の災害や事件まで幅広い執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
37
世界の長い歴史は争いとともにあった。今や生活には欠かせないインターネットも、元は戦争のために開発されたものだとの記述があり、衝撃を受ける子も多いだろう。なぜ人は争うのか。争いを避けるために何が必要か。世界を見渡しながらも、わかりやすく実生活に落とし込んで子どもたちに語り掛けてくれる。読み聞かせにも良書。2021/06/14
たまきら
36
戦争と言うものがどういうものなのか。そしてなぜ終わらないのか。その悲しい連鎖をこれほど簡潔に、的確に書いてある文章は久しぶりです。写真と言葉がバランスが良く、日本で何ができるのかを考える最初のきっかけになるシリーズです。2021/09/15
ヒラP@ehon.gohon
21
SDGsを考える上で、平和であることが重要かということを、石井光太さんは熱く熱く語ります。 どうして、戦争は起こるのだろうか、戦争はどんなことを引き起こすのだろうか、写真がおまけになってしまうくらい、主張の強い本です。 後半の解説で、「学校」、「科学技術」、「命」、「難民」、「友だち」、「いのり」、「平和支援」、「災害支援」というキーワードから、SDGsと平和の関わりを説いています。 SDGsの理解と、平和への祈りを、自分のものにできると思います。2021/11/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
写真を主に、子どもたちに分かりやすい分でSDGsを訴えている本。写真の訴えているパワーと、まとまっている文が、低学年でも理解できると思います。最後のまとめ「平和とは?途上国から見たSDGsー学校・科学技術・命・難民・友だち・いのり・平和支援・災害支援」 SDGsについて、「未来の世の中をつくっていくのは、君たち一人ひとりなのです。」と書かれています。君たちの明るい未来のために、今動くのは、私たち大人ですね!2021/10/06
遠い日
9
「地球村の子どもたち 途上国から見たSDGs 」シリーズ3。世界の平和を求め、保つために必要なこと。それは、「思いやりと対話」。どちらも相手の立場や考えを認めなければできないこと。戦争がなくならないのはなぜ?そこから広め、深める考察。子どもの笑顔を守れる世界を目指そう。2020/12/29
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