内容説明
みんなの「すき」、「すき」がいっぱい。日常にある「すき」を描いた、ある家族の物語。
著者等紹介
有田奈央[アリタナオ]
1979年福岡県生まれ。2013年に『おっぱいちゃん』(ポプラ社)で絵本作家デビュー。日本児童出版美術家連盟会員
羽尻利門[ハジリトシカド]
1980年兵庫県生まれ。2006年、第7回インターナショナル・イラストレーション・コンペティションで優秀賞受賞。児童書のさし絵などを多く手がける。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
72
絵本。「すき」がいっぱい▽あそび/けしき/ほん/じかん/たべもの/のりもの/おと/いろ/ことば/おもちゃようふく/どうぶつ/ばしょ/ひと。「きみのすきはなに?」▽どれも、それソノモノが好きというより、好きになった状況が描かれている。人との繋がりや思いやり、優しさが伝わる絵本。▽好きな動物の場面は、招き猫がたくさんある神社。隠された文字や隠し絵を探すゲームが出来るのも楽しい。2021/04/25
みつばちい
27
羽尻利門さんの絵が好きなので、とても気に入った。自分の好きなものをあれこれあげていき、あなたの好きなものは?と聞くシンプルな内容だけど、とにかく絵がいい。とくにわたしのすきなおと、の花火のページやすきな乗り物の線路の絵などがよかった。羽尻さん、わたしより若いのにノスタルジーを感じさせる絵。「夏がきた」の絵本も昭和の夏って感じでよかったし。この本は末っ子にも読みたいな。すきなものを語る時のポジティブパワーはまわりも元気にしてくれますね^_^2020/08/14
しぃ
26
すきなもの、たくさんあると人生はとっても楽しいと思う。すきだと意識していなくても、言われてみればすきなものってたくさんある。たくさんのありがとうも素敵だけど、たくさんのすきも素敵だなあ。最後の問いかけに、顔を見合わせてにっこり。2020/08/22
ヒラP@ehon.gohon
18
「好き」という言葉の魅力を改めて感じました。 いろんな「好き」で充たされて、何事も肯定的に感じられることって、幸せを見つけられるひけつかもしれません。 どのページを開いても、「すき」の言葉の向こうに、素敵な物語が描かれていました。 余談ですが、タイトルページに消えていく猫のしっぽが気になって、絵本の中で猫探しもしていました。2020/02/02
おはなし会 芽ぶっく
17
令和3年度小学校朝読書リスト 低学年 (朝読書で読んだ絵本や紙芝居はそのまま貸し出します) すきなものいっぱい。「すき」なものがあるって幸せなことだね。みんなの「すき」も聞いてみたい。2021/06/05