目次
骨くらべ(肉を食べるかたち;頭の変化 ほか)
うんちになるまで(ハンターの体;胃腸の中身 ほか)
食べあとくらべ(コウモリのしわざ;川と森 ほか)
肉食の虫・草食の虫(肉食の虫;草食の虫 ほか)
水のくらし(魚くらべ;ひみつの歯 ほか)
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年、千葉県生まれ。通称ゲッチョ。千葉大学理学部生物学科卒業後、1985年より埼玉県飯能市にある自由の森学園中学校・高等学校理科教員として生物を担当。2000年、同校を退職し沖縄へ移住。NPO法人珊瑚舎スコーレの講師をへて、現在は沖縄大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
104
肉食動物と草食動物を骨格、胃腸の中身、内臓比べ、糞、食べた跡のかたち、見し、魚それぞれの食についてすべて精緻なイラストと共に書かれている。生きものはどんなものでもなにかを食べることによって体を大きくし日常の活動や子孫を残すことを行っている。人の場合は必要以上のカロリーを捕って食べられない分を捨てたりする。これは他の生き物からするととんでもないことをやっていることに気づく。人がほんとうに必要な量を食べることになれば地球全体の食料はどれくらいだろう。そんなことを考えた。図書館本2022/05/07
花林糖
15
(図書館本)骨・胃腸の中身・歯・内臓・虫たちの羽・ウツボカズラのツボの中身・様々なジャンルに分けて比べている。芋虫等の虫のウンチ比べが一番気持ち悪かったです。絵がとても丁寧に描かれていて見ていて楽しかった。2019/12/07
魚京童!
14
さー最後にげっ歯類の仲間から進化したといわれる雑食のヒトを見てみましょう。この完成された姿。いずれ神にも近づくとされる輝かしい姿。とか言ってると面白いんだけど、安パイに肉食と草食だけだった。結局生物って食べるとこと殖えるとこが面白いからね。でも進化って話になると宗教になっちゃうから難しい。再現できないから科学ではないんだよね。ただの博物学だからね。ボクこんなに集めたよ!すごいでしょ!ってレベルから上がれない。私はそれでいいと思うんだけどなー。結局、羊飼いになって、焚火しながら、放牧していたいだけだから。2020/02/28
遠い日
11
肉食、草食、口から入るものの違いで、骨格も内臓もウンチも、異なってくる。そして、生き物はみんな連鎖して繋がりがあることの不思議に、改めて打たれます。2020/03/02
四不人
2
いつもながら眺めていて楽しい本。こういう本に囲まれながら、ファーブルみたいな暮らしがしたい。ファンタジーだけど。2020/02/22