感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
58
ある時、学校の図書室の明かりがついたままになっているのに司書が気付き、消しに行こうとしたら、そこで本達が話をしていた。本の代弁をしている内容。こんな風に扱っている人はいっぱいいるだろう・・。自分も気を付けようと気が引き締まった思いになった。本の取り扱い方について子供にも分かりやすく、子供だけでなく大人にも是非とも読んでほしい1冊。学校司書や図書館でのオリエンテーションにもいいと思う。2019/11/19
ほんわか・かめ
43
司書さんが目撃した、図書室で起こった出来事。ボロボロになった本たちが口々に不満を訴えます。2ヶ月前にやってきたばかりなのに、修理不能になり子どもたちと友達になる前に図書室を去らなくちゃいけなくなった本が切なそう…。長老本の言葉も温かい。子どもたちにああしましょう、こうしましょう、これはやってはいけません、よりも、本の声を伝えたほうが聞いてくれそう!オリエンテーションで使えそうな一冊。水、赤ちゃん、ペットにはご用心。2021/03/26
ヒラP@ehon.gohon
40
私も図書館に勤めていたので、この絵本に登場する本たちの言葉は、どれも良くわかります。 図書館の本は、利用者みんなのものです。 好きな本ほど、読まれる本ほど、手に取られる機会が多いから、誰もが気持ちよく手に取れるよう大切にしてほしいですね。 でも、いちばん悲しいのは、誰にも手に取ってもらえないまま、キズ一つなくてさびしい本です。 繰り返し読まれて光っている本が大好きです。2021/12/01
どあら
33
図書館で借りて読了。読み聞かせに使いたい本です。(5分25秒、全学年)2019/12/07
こふみ
27
4月のオリエンテーションで「図書館の本はこの小学校のみんなが読むので大切に扱って下さい」と必ず子ども達にお願いします。この本では壊されたり汚された本が泣きながら、どんなに悲しい思いをしているのか訴えかけてきます。説得力が違います!読み聞かせしなきゃ(^_^)v。2023/05/09