出版社内容情報
生きものは、石ころを利用するだけではなく石をつくったり、死んで石になったりするなど、意外なつながりを持っています。生きものは、石ころを利用するだけではなく石をつくったり、死んで石になったりするなど、意外なつながりを持っています。どこにでもある石ころだから利用され、時には石を作り出し、死んでは石になる、石ころと生きものの意外なつながりに驚かされます。
盛口 満[モリグチ ミツル]
著・文・その他/イラスト
目次
見つけたのは、どこ?
石のいろいろ(いろいろな石;色くらべ ほか)
化石くらべ(石への時間;竜の石 ほか)
生きものとの関わり(石と生きる;犯人はだれ? ほか)
人との関わり(ストーンヘンジ;チョークのもと ほか)
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年、千葉県生まれ。通称ゲッチョ。千葉大学理学部生物学科卒業後、1985年より埼玉県飯能市にある自由の森学園中学校・高等学校理科教員として生物を担当。2000年、同校を退職し沖縄へ移住。NPO法人珊瑚舎スコーレの講師をへて、沖縄大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
78
普段歩きなれた道端や浜辺に行ってよく気をつけてみればいろんなものが見つかる。様々な石ころと石のようなもの(サンゴの欠片、化石、軽石etc)有孔虫、石を住処にした生きもの達。ゲッチョ先生が描いたキレイなイラストで紹介されている。大型の本なので読みやすく目にも優しい^^2018/12/11
牛乳🐮
13
写真でなく絵で魅せる本。 集合体恐怖の人は閲覧注意。 食事時に見つける石のページがおもしろかった! 飛ぶ石、浮かぶ石のことを初めて意識した。 2021/12/17
遠い日
11
石は地球の歴史を孕んでいる。そして、石から自然の成り立ちを紐解くことができる。自分たちの食卓にも石がちゃんと存在して参加していると知って意外な印象。魚の耳石を見てみたい。2020/10/08
花林糖
11
(図書館本)色くらべ・かたさくらべ・飛ぶ石・浮かぶ石・生物の作る石・石と生きる・食べる石・夕飯の石・お守りの石、等様々な石を綺麗なイラストで紹介されていて見ているだけでも楽しい。けれど後半は虫などが登場するので苦手な人は注意が必要。お気に入りは2019/07/10
TAGO
7
この本の石ころコレクションを見ると 石ころだけじゃなく、 砂にも注目すると 『所変われば砂もいろいろ』で面白そうと感じた。 地球上の物質は循環しているので、 山が崩れて石になり 石が川で流されぶつかり合って砂や泥になる。 石って食べられる石もある。 えー、石を食べるですって?と思ったけどありました。 岩塩が。 確かに。 石を食べてるんだと思うと これから岩塩がますます深みのある味わいに感じられそう。2021/09/25