目次
はじめに 待っているのは、だれ?
街・公園(落ち葉くらべ;黄色い葉 ほか)
里山(雑木林;大小いろいろ ほか)
照葉樹林(神社の森;落ちる、落ちない ほか)
命のつながり(枯れ木のにぎわい;虫こぶの木 ほか)
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年、千葉県生まれ。通称ゲッチョ。千葉大学理学部生物学科卒業後、1985年より埼玉県飯能市にある自由の森学園中学校・高等学校理科教員として生物を担当。2000年、同校を退職し沖縄へ移住。NPO法人珊瑚舎スコーレの講師を経て、沖縄大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かりさ
67
素敵!落ち葉はアートですね。色鮮やかな色彩の絨毯を踏みしめる感触は楽しいものです。でもちょっと待って。足元に散る落ち葉を拾って良く見ると色も形もさまざまでとても楽しいのです。息子がビニール袋いっぱいに紅葉の葉っぱを拾ってお母さんにプレゼント♪とくれましたが、途方に暮れる前に紅葉の色かたちを見て秋を感じ自然の恵みを想うのです。この本は雑木林に積もった落ち葉を並べてみたり、美しいイラストで落ち葉や木の実を虫食いや枯れた様子まで精巧に描いている絵本。虫も登場、ダンゴムシの種類にビックリ。虫も冬支度、ですね。2017/11/30
みーまりぽん
17
ゲッチョ先生だ! と借りて読みましたが、文字が少なすぎて・・・絵本ですね、こりは。 街や公園、里山、照葉樹林などでの落ち葉観察が絵を主体にしてまとめられてます。 虫の嫌いな人は要注意、ダンゴムシのページもあります(^-^)ノ 表紙裏から裏表紙裏へとつづく葉っぱの群れがいいですね♪2017/10/04
まめ
14
盛口さんの美しい絵にうっとり。どんぐりもたくさん。2018/12/01
サン
11
ゲッチョ先生の落ち葉の絵本。虫食いも丁寧に描かれるスケッチはゆっくり眺めていたくなるくらい綺麗。落ち葉の数を数えたページも面白い!2017/10/26
遠い日
8
ゲッチョ先生の著作の、このぎっしり感が好きなんだ。微細なところもきっちり描く絵も好きなんだ。落ち葉は森や土を育み、命を繋ぐだいじな役目がある。南の森、ジャングルなどの落ち葉も紹介されているのがいい。見たこともないものを見るのは喜び。2020/10/08