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出版社内容情報
使いやすさにつながる工夫や利用者を呼び込む仕掛けなど、学校図書館の現役司書ならではのアイデアが詰まった一冊です。
秋田 倫子[アキタ リンコ]
1971年熊本生まれの熊本育ち。1994年に熊本県の県立学校(主に高校)の学校司書(職名は学校図書館事務職員)に採用される。学校図書館問題研究会(学図研)会員。趣味は100円ショップのパトロール。モットーは「何事も勉強、そしてすべては選書のために」。
著書に、『発信する学校図書館ディスプレイ』製作協力。
目次
第1章 図書館を使いやすく、入りやすく(見出しのチカラ;書架を使いやすくする工夫;スケルトンなサイン;コーナー展示が図書館のキモ!;本を長く美しく活かすために)
第2章 図書館を飾る(知ってマスカ マステステッカー;ウェルカム!フラッグガーランド;手ぬぐいがキテる;なんと使えるガラスの絵の具;マグネット活用テクニック;手間いらずで癒やしを演出 フェイクグリーン)
第3章 来館者に喜びを(プレミアムなしおり;紙製御守;ついやりたくなる ビブリオマンシー;星に願いを 七夕;読んでみようリストを作る)
著者等紹介
秋田倫子[アキタリンコ]
1971年熊本生まれの熊本育ち。1994年に熊本県の県立学校(主に高校)の学校司書(職名は学校図書館事務職員)に採用される。学校図書館問題研究会(学図研)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
52
ちょっとの工夫で、入りやすく、本を手に取りやすい学校図書館の雰囲気は作れるのだ。殺風景だったり、背表紙が見にくい探しにくい本棚では勿体ない。こじんまりとした学校図書館ならではのアイデアが面白い。季節の催事コーナーや、館内の飾りはごちゃごちゃし過ぎだと落ち着かない。本にとっては日差しが少ないほうがいいけど、緑の植物は枯れやすいのが難点。沢山の素敵な本と利用者をつなぐ架け橋の場には、担当者の日々の努力がある。“ありがとう、教えてくれて! そしてとれたページを無くさず持ってきてくれて”の、声かけがいいな。2021/04/04
杏子
26
最近、ご著者の方と偶然、隣同士で座る機会に恵まれたので、どんなものかと図書館から取り寄せてもらって読みましたが、隅から隅までずずいと役立つ内容ばかりで、惹き付けられるように読みました。アイデアの紹介だけでなく、学校図書館についてご著者さまの考えが知れてよかったです。うちは小学校なので、予算も乏しく、なかなかチャレンジが厳しい面もあるのですが、100均などを活用してできるところから真似させていただこうかなと思います。まずはこの本を入手しなければ!2017/09/10
スノーマン
24
近々、学校関係の図書室作りに関わることになり、図書室やら図書館は好きだけど利用者としてしか見てなかったので、いちいちとても参考になった。秋田さん、楽しんでますね〜。ここまで楽しめたら良いだろうけど、まずは基本の整理整頓(←苦手分野)2018/05/29
どあら
20
図書館で借りて読了。色んなテクニックが素晴らしいですね(^^)2018/06/23
ろくべえ
18
★★★★★ これならできる、手が届くという実践が満載。著者は高校の司書さん。私は小学校ですが、どの校種でも役立つと思います。実際のアイデアや工夫だけでなく、この著者の考え方にも共感。購入して良かった。2017/09/07