著者等紹介
イジニ[イジニ]
李眞希。成均館大学校で西洋画を専攻、第一回CJ絵本賞イラストレーター部門に選出
チョンミヘ[チョンミヘ]
全美恵。1955年東京生まれ。韓国・梨花女子大学校中退。現在、韓国語の“ハングゴ教室なび”を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
80
絵本。あるところにうつくしいつのをもったシカがいました。目が覚めると片方のツノが無くなっていた。シカはツノを探すために旅だつ。バランスのとれないシカに「わたしも大切なものをなくしたことがあるの」とアリクイさんがツノの代わりになる木の枝をくれた。木のツノをつかってナキウサギを助けたり、欠けた半分を思って涙する月と一緒に泣いたりしながらシカは旅を続ける。いつの間にかもう片方のツノもとれてしまった。シカは家に帰る。そして、あるあさ…▽優しいほんわか絵本2022/07/19
紫綺
71
自分探しの旅。同族に知り合いはは居なかったのか?とツッコミたくなる話ではあるが、絵がもう素晴らしく繊細で美しい、そして優しい♪オススメ絵本‼️2018/06/03
アキ
67
やさしいタッチの淡い色で描かれた韓国の絵本。あるあさ、シカがいつの間にかなくした片方のツノを求めて旅に出る。アリクイさんが木の枝をくわえて歩くシーンが美しい。セリフがなくて無音の世界。その木の枝で、ナキウサギくんを助けてあげた。お月さまも泣いている。わたしの片方をなくしてしまったの。きっとみつかりますよ。そうしたら、もう片方のツノもとれてしまい・・そして、あるあさ、鏡の中に美しいツノがはえてきたシカが写っていました。「あたたかい5月のシカが好き。小さな癒しになる絵本を作りたい」作・絵イジニ。訳:チョンミヘ2019/12/27
mntmt
22
柔らかい色合いで、綺麗でかわいい。癒されました。2017/08/22
anne@灯れ松明の火
20
県立で。MOE絵本屋さん大賞2017のランク外で話題の本。不思議な、ちょっと詩のような絵本。見返しに文字があって、始まるのは初めて。淡く、優しい絵だった。著者紹介に「小さな癒やしになる絵本を作りたい」とある。2018/05/05