出版社内容情報
リヤカーを引きながら歩く冒険を始め、歩いた距離は地球一周分。冒険家・永瀬忠志が子どもたちに「冒険スピリット」を伝える!
永瀬 忠志[ナガセ タダシ]
冒険家。
1956年島根県生まれ。19歳のときにリヤカーを引いて日本縦断を達成して以来、世界各地を歩き続けている冒険家。歩いた距離は地球一周分を越えて、47,000kmに達した。2005年、第10回植村直己冒険賞を受賞。テレビ東京『リヤカーマンのでっかい地球! 大冒険』、TBS『クレイジージャーニー』などにも出演。
著書に、『リヤカーマン 歩いて世界4万キロ冒険記』(学研)、『リヤカーマン アンデスを越える』(日本経済新聞出版社)など。
著者等紹介
永瀬忠志[ナガセタダシ]
1956年島根県生まれ。冒険家。第10回植村直己冒険賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
79
リヤカーを引っ張って、徒歩で47000キロメートル、地球一周分を歩いた男、永瀬忠志氏の写真絵本。旅のスタートは1975年、19歳の時。日本横断3200kmを70日で歩いた。次はオーストラリア大陸4200kmを踏破。さらにアフリカ大陸へ。途中でリヤカーを盗まれても、6年後、再びアフリカ大陸を歩き直し、ケニアからパリまで11100kmを376日かけて踏破。砂漠やジャングルを歩きながら考えたことが、10の言葉に結晶化されている。一番心に響いたのは、「自分にできることを、小さなことでも少しずつやってみる」かな。2016/12/18
榊原 香織
67
日本一周中、と書いてリアカー曳いてる人見たことあるんですが、この人だったのだろーか? 60過ぎてもリヤカー旅やってるのが凄い2022/01/19
みーちゃん
57
リヤカーをひいて世界中を旅して、なんと合計で地球一周分の長さを歩いた日本人男性の話です。 ずっと諦めないで進む努力や、体力が、とてもすごいなと思いました。あとがきには、その人が旅をしている時に強く心に残った10の言葉〈冒険スピリット〉が書かれていて、どれもいい言葉ばかりでした。この人のように世界一周はできないけれど、自分もどんなことにも努力して頑張ろうと思います(^o^;)2020/08/04
けんとまん1007
28
そういえば、以前に耳にしたことがある。今でも、続けられているとは凄いエネルギーだ。40年余りの記録。その間に、リヤカーも代替わりしただけでなく、素材にも変化が。それだけでなく、持ち物やウェアなど、時代の変遷も伝わってくる。何か一つのことを、これだけの期間続けることの重さが素晴らしい。歩く自宅でもあるようだ。2017/01/16
ケニオミ
23
ひとつのことを極めるは力です。それがリヤカーを引いて世界中を回ることであっても。自分自身に対する自信と、他人に対する信頼がある程度ないと実行しようとは思わないでしょうから、素晴らしいことだと思います。一時期学校の先生をしていたそうですので、リヤカーマンを引退することにもしなったら、是非若い人にその体験を伝えてほしいです。2017/01/14