出版社内容情報
自分のセクシュアリティについて考え始める年代に向けて、お互いの自分らしさを尊重することの大切さを伝える絵本。
日高 庸晴[ヒダカ ヤスハル]
宝塚大学 看護学部 教授。
京都大学大学院医学研究科博士後期課程社会健康医学系専攻修了。カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部エイズ予防研究センター研究員、財団法人エイズ予防財団リサーチレジデント・流動研究員、関西看護医療大学看護学部専任講師、宝塚大学看護学部准教授を経て現職。行動疫学調査に社会心理学的手法援用した学際的社会調査を通じて、社会的マイノリティの健康課題に関する調査を数多く実施している。
著書に、「LGBTQを知っていますか? “みんなと違う”は“へん”じゃない」少年写真新聞社。
中山 成子[ナカヤマ シゲコ]
イラストレーター。
茨城県生まれ。御茶の水美術専門学校卒業後、デザインの仕事を経てフリーのイラストレーターとして独立。雑誌や書籍のイラストを描くかたわら、ライフワークとして粘土の立体作品の制作にも取り組み、より自由な表現を追求している。
著書に、『おはなしきかせてクリストフ』(文研出版)。
内容説明
自分の“セクシュアリティ”について考えることをきっかけに、セクシュアルマイノリティとは何か、自分らしく生きるとはどういうことかを伝える絵本です。
目次
自分ってなんだろう?
こころの性
好きになる性
自分のまわりにいないと思っていませんか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katsubek
21
2月に中学生にLGBTQについて語る機会があり、それに向けて自分なりに苦悩しているところである。いい本だ。しっかりまとまっている。大人が読むのにもよいと思われる。2017/12/29
いっちゃん
15
こどもに一度読みたいなぁと思っているけど、これでもまだ少し難しいかな。大人の私自身、何度かチャレンジしていて、そのときはわかったような気になるけど、ピンとこない感じはする。でも、小学校の図書館には置いてほしい本だった。2017/03/07
ヒラP@ehon.gohon
13
LGBTQを理解するための入門書です。 しかし、学校教育でも取り上げられるようになった今、概説的な取組姿勢はちょっと腰の引けた古さがあるのかも知れません。社会の急変についていけてない大人のための絵本のような気がしました。2024/06/14
カヤ
3
短くまとまっていてわかりやすい。2017/03/18
SK
2
78*やっと、セクシュアルマイノリティに関する絵本が出版される時代となりました。2017/03/01
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